横浜情報文化センター(中区)で1月22日、神奈川県くらし安全防災局主催の地域防犯ボランティアセミナーが行われ、港北安心・安全コミュニティー創生協議会(畠山英治会長)の事務局長を務める畠山智子さんが「港北区の民間主導の防犯カメラ設置の取組」について講演した。

区内のスタジアムが会場となるラグビーW杯や東京五輪2020を見据え、「港北区を世界で一番安心で安全な街にしよう」と、地域の企業や団体が協力し、防犯カメラの設置を目的に2015年に設立された同会。行政や自治会等と連携し、コロナ禍での中止期間を経て22年10月に目標とする100台以上の設置を叶えたことや、現在はその関係性を活かし、特殊詐欺防止のための防犯通話録音機の設置に取り組んでいることなどが語られた。

市町村防犯担当者研修会を兼ねた今回のセミナー。参加者らは真剣に耳を傾けメモを取っていた。